内装手づくりの移動販売車「ケロケロ」.その2

だっけん。編集部が、大して成功もしていない私に、なんで原稿を書け、書け、言うのか疑問・・・。
なるほど、笑える話がほしいらしい。

 

ケロケロ開店直前に、買い物をした店から右折で出た際、店に入ろうと道で停車していた車に追突・・・。10対0で私が悪い事故。

理に出したけど、古い車で部品が見つからず、1ヶ月半も戻ってこなかった・・・。

多分こういう話がほしいんだろうと思います(笑)。
まるでかえるのようでかわいかった、白いバンパーが開店前にもげてしまって悲しかったです。

1日イベントに出店していてホットコーヒー3杯しか売れなかったこともあります。
イベントに呼んでくれた人が、悪いと思って注文してくれた3杯のみでした。
クラッシックカーがずらりと並ぶイベントで、通りかかった車好きの人から「あんたの車もそこに並べた方がいいじゃないか?あんたの車の方がめずらしいよ。」と言って去って行きました。
展示車だと思ってコーヒーが売れなかったというわけではないだろうけど・・3杯は、最低記録かもしれないです(笑)。

この雪国で何が辛いかというと、当たり前だけど雪です。

週に二日出店していた駐車場には、屋根も雪を消す消雪パイプもなかったので、雪は積もりっぱなしです。
休み明けに行くと、腰まで雪が積もっていることもしばしばありました。
スコップで雪を片付けてから出店するしかないのですが、お客様には「もし、営業日に私がココにいなかったら、心が折れたと思って下さい。」と伝えていました(笑)。

車の中とはいえ、いつも外で営業するので、自然の厳しさには、よく直面しています・・。

海沿いのクラフトフェアでは、風にやられてしまいました。
先輩方には、『クラフトフェアは、お客さんがスゴイからなんでもすぐ出せるようにしておかないといけないよ、お客をさばくのが大事!』とのアドバイスを受け、予想がつく限りの準備していったのだけれど、当日は、信じられないほどの強風でした。
全国のクラフトフェアを渡り歩いているような「プロ」の人たちの頑丈なテントさえ飛ばされるほどの強風です。

時々雨も交じって最悪の天候。
私は車に逃げ込めるからまだいいものの、テント出店の人たちは、逃げ場がなくて相当つらかったと思います。
知り合いの出店者が、ほうきとちりとりを貸してくれ、とやって来て、「どうしたの?」と聞くと、机ごと吹き飛ばされ、水に浸けていた1升分のお米をアスファルトにぶちまけてしまったと言う(涙)。
「米…て、大事に食えとか言われて育っているから…。新潟県人・・心折れますよね。」とつぶやいていました。
飲食業に限らず出店者は次々と心が折れ、店をたたむ人が続出していました。いっそのこと、中止にしてくれれば、あきらめて帰るのになぁ…と思っていましたが、主催側は、「自己判断で」とのこと。も~ガッカリ。
風の勢いで車体はゆさゆさ揺れるわ、販売口は開けられないわ…商品を素早く出せるか?!なんて心配はまったく要らなかったです(笑)。

こんな感じにお客様が少なくて暇なイベントでは、出店者同士で商品を買って食べあったり、談笑したりすることになりますが、そんな時、「プロ」のお店のなかで、まだ頑張っている人がコーヒーを買いに来てくれました。

「この風だと心折れますよね~。」と私が話しかけると、「みんな心が折れて帰ればいいのに。」と言ってから、「私が一人勝ちするから。」と言いました。ひえ~~さすがに「プロ」は、違う。私はいつ帰ろうかばかり考えていたのに…と感心したのだけれど、しばらくして、手伝いに来ていたうちのだんなが、その「プロ」のお店に行ったところ、「もう帰りたい…」と言っていたそうです(笑)。
ほんと、厳しい現場だったなーと思います(笑)。

そんな状況でも好調に売れ行きを伸ばしていた1店があって驚きました。手作りの風車屋さん。回るときれいな模様になって素敵なデザインばかり。強風のなか、帰る客の手には、ちぎれんばかりに勢いよくまわる風車があって、これこそ、一人勝ちでした。(笑)

私と言えば、よし、来年こそリベンジ!と、その時は思ったけれど、その場だけ。次の年は、エントリーしなかったです。(笑)

当然、素早く出すため、と買い足した道具類は、使わず、いまだに箱にしまわれています。これは、一体いつ使われるんでしょうね。

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